■大阪ATC 巨大戦艦大和展 [雑感]
一度最後まで書きかけてたのですがエラーでパァに…(´・ω・`)
しかし写真はUPしてあるのでもう一度精神力を振り絞り書きます(大袈裟
先日の日曜日、大阪ATCミュージアムにて開催されている巨大戦艦大和展に行ってきました。
http://www.atc-co.com/event/000886/
入場料1,200円。
久しぶりにATCに来ました、何やらキャリーケースを転がしながら同じ方向に
進撃する女子の大群を確認。
どうやらコミケ的な何かが開催されている模様。
近場に超行列が会ったので大和展の列かと思ったが…違った…安心した(笑
入場したらまずは写真と解説で軍港呉の歴史が説明されています。
次には1:100模型、空母の赤城、瑞鶴。
このサイズでも2.6mアリマス。
更にあと二隻、扶桑と……長門…だったっけかな、こちらはあまり覚えていない。
いやはや、模型も本物も圧倒的な労力で作成されておりますのう。
広島沖で謎の爆沈を遂げた戦艦陸奥の装甲板…を切り出したもの。
こういうのを見ると当時の戦艦が鋼鉄の塊であるというのが実感出来て良いですのう。
陸奥は戦後に色々サルベージされて引き上げ品が各地に配置されています。
呉の大和ミュージアム前には砲身と舵が置かれています。
江田島の海上自衛隊第1術科学校には砲身付きの砲塔が置かれています。
いつしか見学したいものですが。
大和の艦橋が鎮座しております。
映画「男たちの大和」の撮影にでも使用されていたのでしょうか?
説明がないのでわかりませんが、精巧にできていて見応え十分。
計画都市の様に最初から完成形に近い形で建造されているような。
他の古くからある艦船の艦橋は改修されツギハギ感が強いものもアリマス。
その他資料や山本五十六の直筆の手紙も展示されていました。
なぜかその手紙だけは写真撮影禁止という…達筆過ぎて読めません(・∀・)
このイベントの目玉である1:1実物大の戦艦大和の第一艦橋デス。
窓から見えるのはここからの景色のCGでございます。
ループで主砲の発射シミュレーションを行っていました。
脳内での艦橋の広さは「宇宙戦艦ヤマト」のイメージの広さなので、それに比べたら相当コンパクトに見えます。
伝声管。
バイクのエキパイ部分に似ている…(*´ω`*)
大和の引き上げ品の一部も展示されています。
まさか備前焼が使われている部分があるとは…なんという手作り感。
高角砲の薬莢。
水圧なのか爆発のせいなのかいびつに変形しております。
映画「男たちの大和」で抱えながら運んでいたのはこれだったような。
1:1の船首部分の一部。
その昔、尾道の造船所に1:1大和の映画ロケセットが建築されていました。
これ幸いと買ったばかりのz750sで見に行きました。
その時以来の久しぶりの再会でアリマス(笑
全体は無理でも部分的に保管されているのは喜ばしい限り。
三連装機銃もロケセットの一部でした。
その後ろにはこれまた映画の撮影に使用された1:35大和模型。
流線型の艦影が非常に美しい。
適度に汚しが施されていて良い雰囲気になっています。
大和の特徴の1つであるバルバスバウ球状船首。
これで波の抵抗が7%下がるらしいですよ、今のタンカーなんかにも引き継がれております。
艦尾、観測機用のカタパルトと回収用のクレーン。
ここまで対空砲を付けねばならないほどに航空機は強力だった訳ですねぇ…
太平洋戦争が始まった時に戦艦の時代は終わり主役は航空機に移っておりました。
しかしながら戦艦大和は完全に無駄だったわけではなく、これ以降の日本の重工業や光学技術の発展に
大変寄与しました、というのがこのイベントのテーマの1つです。
外から見るとシンプルに見えても内部は非常に複雑で気が遠くなるような
システムで積み上げられています、技術は本当に伝統の連続性が必要だと思いますよよよ。
なんだかんだで2時間半ほどかかりました。
ATCはそこそこ家族連れを見かけますが……何を見に来ているのだろうかな?
超個人的にはお台場に1:1のガンダムがあるなら1:1のザクを置いてくれまいか…