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■2020 中国地方横断ツーリングログ 3日目 その4 [ツーリング]

■2020 中国地方横断ツーリング


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数百メートル先の目的地に到着。

……

この形状。

……

おわかり頂けただろうか……







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響灘沈艦護岸(ひびきなだちんかんごがん)
別名は軍艦防波堤(ぐんかんぼうはてい)

これが船首部分。
三隻の船を沈めて堤防にした突堤になります。



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太平洋戦争で使用された駆逐艦「涼月」「冬月」
この二隻は戦艦大和の沈没した最後の作戦に参加した船だという。
その作戦から生還したが、戦後にこうして利用されている。

もう一隻はそれよりも古い時代の駆逐艦「柳」
写真ので上に出ているのは一番古く小さい「柳」、他の二隻は完全に海中のコンクリで
姿が見えなくなっているそうだ。



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昔、尾道で実寸の戦艦大和のセットが作られたことがありました。
「男たちの大和」角川映画のセット。
そこで大和のサイズは多少体感できたのだが、駆逐艦はよくわからなかった…

そこでたまたまGoogleマップで見かけたので、ここぞとばかりと立ち寄りました。




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艦尾からの眺め。
この一回り小さい方の駆逐艦「柳」でも想像してたよりも大きめに感じた。
幅はこんな感じだろうと思ってたけども全長が長いなぁ。
この「柳」は全長88m、それよりも新しい「涼月」「冬月」は134.2m。
おおよそ1.5倍の船のようだ…

当初は観光地になってたそうな、しかし夜な夜な鉄泥棒が出現しボロボロになっていったという。
日本の復興に鉄は重要だが。

周辺には結構大勢な釣り人がいた。
船体をまじまじと眺めながら写真を撮っていたら、相当奇異な目で見られていた気がするが……

非常に良かった…(*´Д`)
何周も歩いて妄想、城跡と同じです。



大和防波堤.jpg
地味だけど、呉にも戦艦大和のサイズをちょっとだけ体験できる公園があります。

呉の大和ミュージアムの直ぐ側にある公園。
戦艦大和の左舷側で前方5分の2くらいのサイズが再現されています。

甲板っぽく木も張られていて体感度が上がっている。
ここにロケセットを移築してほしかったけど耐久度的に難しそうだなぁ。
主錨の複製も船体に繋がれています、15トンあったそう。

なぜかこの場所「恋人の聖地 大和波止場」などと書かれている…わけがわからん・ω・
その設定… 滅べ。

大和ミュージアムの中には10分の1サイズの戦艦大和模型もあるのでぜひ入るべし。



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北九州の複雑な?高速を乗り継いで新門司港に到着。
途中、コンビニで朝飯を調達。

夕暮れ時の高速から見える港町的な雰囲気は、非常に懐かしい感じになる。
ああ~また4連休くらいあったら同じようなルートで出てみるかな。

大阪から走って帰りフェリーだと愛媛か新門司くらいかな。
大阪→愛媛は出発が遅いので行きも有効に会社帰りから直接使える(笑

船内泊ということでGOTOの対象になっている。
登録や乗船前の手続きがちょっと面倒だけど、使わねばならぬ。



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関西に帰るバイクたち。



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晩御飯は少しずつ多種類食べるスタイル。
炭水化物を多く摂らなければ栄養は野菜に吸収されるのでカロリーゼロです(棒
まだ色々あったのでもう1ターン行きましたが大丈夫。



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一路大阪へ。
3日かけて来た道を一晩寝れば地元、これは良い。
大阪←→東京のフェリーも欲しい… 東京、徳島はあるのだが… 
徳島に行って東京というのは若干微妙だ。



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キンドルで本を読みつつ、うっつらしてたらもう到着。

大阪の港に到着、ここまでくればもう庭みたいなもの。
全日、雨には振られなかった、自分は長距離は晴れが多い気がする。



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晴れで気分も良かったので、港で悪名高い?あの施設も見学して帰りました。










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全行程こんな感じ。

■総走行距離は945km
ずっと山の中に居た気分、最後は海も見れて良かった。



おわり

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■2020 中国地方横断ツーリングログ 3日目 その3 [ツーリング]

■2020 中国地方横断ツーリング

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元乃隅神社まで来たのなら皆ここも来るのでしょう、角島(つのしま)大橋。
どうしても最初の思い込みで今でもカドシマカドシマと頭の中で発音してしまう名前です。

もうそれでもいいや。
そんな事はもう…どうでも……良いのだ。



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角島に渡ってみたかったが尋常ならざる渋滞が発生しておる。
橋の上の信号待ちも長蛇である。
さっきの元乃隅神社よりも普通に観光地っぽく渋滞だ。

ちょいと時間も心配になり始めたので眺めるだけにしておこう。



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なんだか想像してたよりも海のグラデーションが美しい。
砂が白く遠浅で透明度が高いとこうなるのか…ここは遊泳できるのだろうか。



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橋の手前に坂があり、そこから撮影できるのだが
観光客でいっぱい。
僅かなスキを見てバイクを立てて撮影しましたけども…

全く絵にならない(;´Д`)。
色々工夫しようかと思ったけど、人も多いしもう面倒になったのでこれで終了。
ここに来たという経験があればそれで良い事とす。

夕方に差し掛かり初め、フェリーの時間も心配になってきたので
九州方面に向かうとします。

次は幕末にイギリスに取られそうになったという彦島にも行きたかったのですが
流石に時間もないので断念します。
そうなっていたら第二の香港のようになって居たのだろうか。

あと彦島のペトログラフというのも見学したかった。



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ああ…山口県ってガードレールがオレンジ色なのやなぁ…
と、ぼんやり考えつつ南に1時間ほど南下し九州に上陸するために高速に乗りました。
壇ノ浦PAに寄り休憩。



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源氏と平家の最終決戦の地。
以前、大阪→新門司までフェリーで来た時は
向こうに見える小山の門司城跡からこちらを眺めておりました。
狭いが重要な海峡、ここがなかったら船は九州をぐるりと回って来ないといけません。

そういや昔修学旅行で来たなここ、ってな事を思い出していました。

さて最後の最後、九州側に行っておきたい観光地が1つあるのでそこに向かいます。



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複雑な高速をナビだよりに走り、その近くまで来たのだが…
なんか倉庫が火事になっていた、消防車が集まっている。

や…… やじ馬じゃ…ない…ぞぅ。

目的地は目と鼻の先だ。





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今日は南北によく走った。



つづく

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■2020 中国地方横断ツーリングログ 3日目 その2 [ツーリング]

■2020 中国地方横断ツーリング

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ここ数年でワタクシの耳にも届くくらい有名になった観光地へ向かっていますが…
その手前の合計数キロ前から渋滞が発生している。

僻地に加えて道が細い。
元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)へ向かっています。

かなり手前で駐車して歩いて神社に向かう人も大勢おります。
まぁ…ワタクシはバイクですので…スルッと(*´Д`)



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それでもちょいと時間はかかる。
駐車場に到着、有料でバイクは100円だったかな。



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管理する誘導員も大勢いる。
なんだか思っていたのとちょっと違う気がしてきた。



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お、ここがよく見る撮影スポットか。
遠方の突端の岩場と鳥居の組み合わせはなかなか美しい。
やはり開けた場所だけに風が強い、だがそれが非日常でよい。



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しかし…なんだかテーマパークっぽいというか…歴史があるようには見えな…
wikiによるとどうやら宗教法人などでなく個人所有の場所らしい。
それを知ってからはより一層テーマパーク感が。



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だが、こちらの自然は岩力が強くパワースポットというにふさわしい雰囲気だ。
残念だったのは日本一入れにくい賽銭箱というのがあるらしいのだが、
例のコロナの影響で今は取り外されているという、しょうがなし。





つづく

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■2020 中国地方横断ツーリングログ 3日目 その1 [ツーリング]

■2020 中国地方横断ツーリング

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JR山口駅

快活クラブから朝ゆっくりと出立、今日が最終日になるのか。
本日の夜までに新門司港まで行ければよろし、余裕だ…多分。

山口市内をフラフラと観光してから北上します。



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山口政事堂の正門。
幕末時のゴタゴタで萩市から政治の中心がこっちに移ったり取り壊されたりで
なかなかおもしろい場所、山口城跡とも呼ばれているようだ。

長州藩の桂小五郎、高杉晋作やのちの伊藤博文なんかが往来していたと書かれている…
そう書かれているとまた妄想も捗る。



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1864年、井上馨が藩内の反対勢力に襲撃されて瀕死の重傷を負った場所。
それだけでこんなに立派な石碑が残るかね・ω・
さすが最多の歴代総理を排出した県、いまだに幕末の勝者は影響力も強いのかすら。

しかし、あの時代を生き残ったと言うだけでも相当な命運の持ち主であったことは確かでしょう。
第一線で動いていた人物は、ほとんどがあの前後で亡くなっているなぁ。
なんとも激しい時代の移り変わりだ。



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赤禰 武人(あかね たけと)処刑地の碑。
幕末の志士なのですが先程の反対勢力や長州藩と幕府の調和を図ろうとしていたら
裏切り者扱いを受けて藩内で処刑されてしまったそうな。
疑心暗鬼の魑魅魍魎な世界やぁ… 今は名誉は回復されているのだろうか?



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左は川になっており昔は堤防もなく緩やかな河川敷だった感じがする。
河原ってそういう事に使われるイメージが強いですなぁ。
京都でも処刑やさらし首は三条河原や四条河原が有名ですねぇ、今はのどかなものですが。



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さてと市内で他も色々回ったけど…色々マニアックなのでとばして有名な所まで来ましたよ。
今回のツーリングで来たかったトップ3に入る観光地。

山口市から北に1時間くらい走り、秋芳洞にやってきました。
お、観光地のパンフレットでよく見る場所に来たぞ。

連休にしては観光客があまり多くないのか多いのか…
いや、多いか…コロナ前はおそらく外国人が多かったのだろうな。
なんか日本人ばかりで懐かしい感じがする。

朝イチで人の少ない時間に来るつもりだったけど、市内で時間を使ってしまった。



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おお…これが(*´Д`)
百枚…皿。

秋芳洞は鍾乳洞としては非常に観光しやすいな。
なんと行っても入り口からほぼ水平に歩けるし、一本道で楽だ。



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秋芳洞から1kmほど北には秋吉台、カルストが広がっています。
ここもいつかは来ねば…と思っていたので楽しみにしておりました。



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国定公園の中央を貫くカルストロード、天気も良くて非常に気分が良い。
昔、四国のカルストに行った時は超豪雨で困った記憶があるけれども、それもまたキレイに見えたので
それはそれで非常に良く記憶に残っている。
ツーリングで記憶に残っているのはそういう時の方が多い。



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カルストの展望台広場は流石に人が大勢おりましたなぁ。
しかし4連休にしては少ない気もする。



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持ってきているドローンでも飛ばそうかと思って準備したのだが
何度試しても離陸した瞬間にひっくり返ったので諦めた。
プロペラの対角線上は同じ向きのものをつけなければいけなかったのだが
昨日に外した際に違う付け方をしてしまったようだ(;´Д`)

仕方ない残念ではあるが1つ勉強になった。



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さてと次の目的地に向かったのだがその場所から数キロに渡って超渋滞が発生しておりました。

……えぇ…。

そんなに…あれなのぉ…
さてどこでしょうか…。





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つづく

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