■2021北海道ツーリング その03 留萌～天塩町

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留萌（るもい）～　天塩町

留萌から少し海沿いを北上すると、道の駅おびら鰊番屋（旧花田家番屋）が見えてきた。
なんとも巨大な木造建築、世にいうニシン御殿と言われるものか。

内部に400円で入ることができたけど、外から眺めるにとどめておきました。
辺見和雄とか住んでそうだ（笑




内陸に入って南に戻ることになるのですが
少し興味のあった場所へ向かいます、往復で20kmほどかかるのですが寄っていきます。



ベアーロードと呼ばれる道を進みます。
そんな名前がついているのか…
それほどにヒグマが身近だという事なのだろうか。

これから向かうのは
約100年前の大正四年(1915)に起きた最大級の獣害事件の復元現場になります。

■三毛別羆事件（さんけべつひぐまじけん）
Wikipediaでは相当詳細な経緯が

羆嵐（新潮文庫）

• 作者: 吉村昭
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2013/03/01
• メディア: Kindle版

その事件を題材にした小説もあります。




現場復元地の手前で道路の舗装は消えダートになりました。
ぉぅ…(´Д｀)…なんか雰囲気が深くなってきたな。

本当にヒグマが出てきてもおかしくない感じだ…




写真左奥からバイクでテロテロと進んできたのですが…
突然木の陰から出現したクマの模型、いきなり黒い塊が現れると本気で驚愕した。
こんなものを作っているとは。




現場の復元地、駐車スペースも作られています。
本当に山奥でこんな所まで開拓の手が入っていたのかと驚くことが多い。
今の整備された道で来てもそこそこ遠い…
このあたりは冬はどうなってしまうのか、冬の間は町に戻るとかではないよなぁ。




復元された当時の開拓小屋。
本当の事件現場はここから少しずれるそうですが雰囲気は十分感じる事ができます。




開拓小屋の中には訪問ノートやスタンプが置いてあります。
これで冬を乗り越えられるのかと心配になる。




体長2.7m 体重340kg エゾヒグマ
この体長というのは四足の状態で鼻からしっぽまでの長さということだが…
巨大すぎる、そのせいで越冬する冬眠の穴が見つからず、冬に餌を求めてさまよっていたらしい。

人間などなんの武器も持っていない動物…抗えようもない。
自動小銃くらいは装備してないと、どうしようもなさそう。

しかし、この場所はものすっごいハチだかアブだかハエやらが大量に群がってくる。
自分より先に来ていた二人組も逃げるように現場から脱出していきました。
ワタクシはジャケット＆フルフェイスだったので完全防備だがそれでも長時間は滞在できない(*´Д｀)






本日の主要な目的は終了したので、日本海オロロンラインを更に北に進みます。
ここまで来てもまだ秘境感は感じない、もっと…もっと北に進まねば(*´Д`)ﾊｧﾊｧ




とはいえもう時間も時間。
天塩町の鏡沼海浜公園キャンプ場で今日は宿泊し終了。

歩いて5分のところにホテルの銭湯があるので便利。
北海道の大正義、セイコーマートも近くにあるので食にも困りません。




しかし、今日はホテルのレストランで一杯いただきやす。




メインはミックスフライをいただきやす。
北海道の海鮮にしてはちょいと普通だった気がする、タルタルもたっぷりとほしいところ。

この後は銭湯でマタリとしてからテントに戻りましたよ、と。




本日の走行距離は約320km
お、自分にしてはそこそこ走ったほうだな。


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つづく
https://chicken-drive.blog.ss-blog.jp/2021-08-29

タグ：2021北海道ツーリング 北海道 キャンプ ツーリング

コメント 2

久しぶりです｡

三毛別羆事件は読んだことあります｡
実に面白い(愉快という意味ではない)読み物で､ヒグマをナメてはいけないなと痛切に思いましたね(ヒグマを舐めてる人などいないとは思いますが)｡

鏡沼キャンプ場は私も利用したことがあります｡
温水シャワーまであって当時は無料だったので何度か利用しました｡
お盆くらいに利用したとき､祭り?と重なって広場で餅撒きや沼でシジミ拾いなど無料で参加できて､ずいぶん食の面で助かりました｡
by さばを (2021-11-21 22:41) 

■ さばをさん
お久しぶりでございます(*´ω｀*)
最近は知床なんかではくまが出たら写真を撮りに近づく人もいるとか
いないとか…
あのキャンプ場の沼でシジミなど取れるのですか（笑
道北探索には良い位置にあるので便利そうですねぇ。
by カレー公爵 (2021-11-22 02:11)