■2016東北ツーリングログ その11 青森県 恐山 [ツーリング]
■2016 東北ツーリングログ 目次リンク
2016 東北ツーリング その11 青森県
やって来ました霊場恐山。
またまた長いこと夢見ていた憧れの地に来たので不思議な感覚がしますよ。
昨晩は道の駅でゴニョっとしましたので恐山は目と鼻の先でした。
早朝の5時位に道の駅菜の花プラザを出発し一時間弱で恐山に到着。
しかしこの東北ツーリングで青森だけが妙に寒かった…
他の県は暖かいデシタヨ、まあ…タイミング的なものもあるのでしょうが。
なんでこんなに早く来たかと言うと恐山は朝の6時から開いているのです。
コレは…朝イチで来たほうがのちの行動も取りやすいだろうと。
今日の1番霊場恐山ゲットしますた。
平日の朝に人なんぞ来ないだろうと思っていましたが、次々にやってくる観光客。
人がやってくる前、早めに場内をまわりますよ。
恐山といえばイタコ。
左の赤い屋根の建物がイタコ屋敷です。
気温の低い霊場でまわる風車…
カラカラ回る風車を見ていると段々と寂しい気分になってくる…(*´ω`*)
風車は子供のための供養だったけか。
順路があったみたいだけど、私は自由に歩き回っております。
巨大な卒塔婆(そとば)が乱立…なんだか異世界に迷い込んだ雰囲気が出てきた…
恐山の地獄の領域に入り込んだ。
地面は白くなり、異様に尖った岩が増えてくる。
硫黄臭もする。
すこし小高い丘を登ると向こうに澄んだ湖が見える。
宇曽利湖(うそりこ)と言うらしい…
その手前には広大な白い砂浜、極楽浜。
骨の様に白い砂浜の横に花が咲く。
なんか雰囲気が特殊な気がしてきた。
所々から湧き出る温泉。
吹き出る硫黄臭…硫黄の成分で蛍光色に…
なんだかよくわからない綿毛が点在している。
なんだろうか… 静寂の砂浜でじーっとながめてると楽しくなってきた。
さっきの観光客たちはどこにいるのだろうか…砂浜に自分ひとり。
楽しすぎる。
極楽浜…賽の河原か。
ココから自分は死んだという設定の脳に切り替えた。
死んで三途の河原を歩いているのだ……
意識を集中させるとほんとに死んだ気分になってきた。
三途の川に掛かる橋もあるじゃないか…( ´∀`)
渡っておきました…(゚A゚;)ゴクリ
とある昔、知人は運動中に意識を失い集中治療室に入ったことがあります。
その時に夢?の中で三途の川に掛かる橋を歩いていたのだと言う。
しかし対岸に着く手前で鬼が待ち構えていて金銭を要求されたらしい。
鬼「金は?!」
そこで彼は「そんなものは持っていない」と言い放った。
すると鬼が「ち、帰れ!!」とキレてきたそうな。
しょうがないので橋から戻ってきたら目が覚めたと言っていた。
中々興味深い話ですよ。
そこでお金(多分、六文)を持っていたら戻っては来れなかったのでしょう。
彼はその後、元気に復帰してました。
人間の意識というのは怖くも面白い。
日本人は真面目なシチュになると仏教か神道の場面が出てくるのでしょうかねぇ。
結婚式は何式だろうがなんでもござれな感じですが、葬式はそうは行かないですから。
白い砂に緑の池。
本当に変わったところだなぁ。
最澄の弟子、慈覚大師円仁が霊山を探し求めてたどり着いたのがココなのだそうで。
今見ても異世界感があるので当時も驚きであったろうなぁ…
開山してから約1200年ほどだそうな…
綺麗で静寂な雰囲気、ここは朝イチで来るのが正解な気がする。
だーれもいない賽の河原を歩いて侘しさを体験しましょう(*´ω`*)
戻りはさらなる上の地獄を通って入場口に戻ります。
砂浜の静と地獄のコントラストが素晴らしい。
さてと恐山から南下して奥入瀬方面にむかいます。
大間のマグロにも興味があったのですが
龍飛岬に行って北海道もひと目見れたし日程も余裕が必要なので恐山で引き揚げです。
下北半島観光終了。
つづく
https://chicken-drive.blog.ss-blog.jp/2017-01-29
2016 東北ツーリング その11 青森県
やって来ました霊場恐山。
またまた長いこと夢見ていた憧れの地に来たので不思議な感覚がしますよ。
昨晩は道の駅でゴニョっとしましたので恐山は目と鼻の先でした。
早朝の5時位に道の駅菜の花プラザを出発し一時間弱で恐山に到着。
しかしこの東北ツーリングで青森だけが妙に寒かった…
他の県は暖かいデシタヨ、まあ…タイミング的なものもあるのでしょうが。
なんでこんなに早く来たかと言うと恐山は朝の6時から開いているのです。
コレは…朝イチで来たほうがのちの行動も取りやすいだろうと。
今日の1番霊場恐山ゲットしますた。
平日の朝に人なんぞ来ないだろうと思っていましたが、次々にやってくる観光客。
人がやってくる前、早めに場内をまわりますよ。
恐山といえばイタコ。
左の赤い屋根の建物がイタコ屋敷です。
気温の低い霊場でまわる風車…
カラカラ回る風車を見ていると段々と寂しい気分になってくる…(*´ω`*)
風車は子供のための供養だったけか。
順路があったみたいだけど、私は自由に歩き回っております。
巨大な卒塔婆(そとば)が乱立…なんだか異世界に迷い込んだ雰囲気が出てきた…
恐山の地獄の領域に入り込んだ。
地面は白くなり、異様に尖った岩が増えてくる。
硫黄臭もする。
すこし小高い丘を登ると向こうに澄んだ湖が見える。
宇曽利湖(うそりこ)と言うらしい…
その手前には広大な白い砂浜、極楽浜。
骨の様に白い砂浜の横に花が咲く。
なんか雰囲気が特殊な気がしてきた。
所々から湧き出る温泉。
吹き出る硫黄臭…硫黄の成分で蛍光色に…
なんだかよくわからない綿毛が点在している。
なんだろうか… 静寂の砂浜でじーっとながめてると楽しくなってきた。
さっきの観光客たちはどこにいるのだろうか…砂浜に自分ひとり。
楽しすぎる。
極楽浜…賽の河原か。
ココから自分は死んだという設定の脳に切り替えた。
死んで三途の河原を歩いているのだ……
意識を集中させるとほんとに死んだ気分になってきた。
三途の川に掛かる橋もあるじゃないか…( ´∀`)
渡っておきました…(゚A゚;)ゴクリ
とある昔、知人は運動中に意識を失い集中治療室に入ったことがあります。
その時に夢?の中で三途の川に掛かる橋を歩いていたのだと言う。
しかし対岸に着く手前で鬼が待ち構えていて金銭を要求されたらしい。
鬼「金は?!」
そこで彼は「そんなものは持っていない」と言い放った。
すると鬼が「ち、帰れ!!」とキレてきたそうな。
しょうがないので橋から戻ってきたら目が覚めたと言っていた。
中々興味深い話ですよ。
そこでお金(多分、六文)を持っていたら戻っては来れなかったのでしょう。
彼はその後、元気に復帰してました。
人間の意識というのは怖くも面白い。
日本人は真面目なシチュになると仏教か神道の場面が出てくるのでしょうかねぇ。
結婚式は何式だろうがなんでもござれな感じですが、葬式はそうは行かないですから。
白い砂に緑の池。
本当に変わったところだなぁ。
最澄の弟子、慈覚大師円仁が霊山を探し求めてたどり着いたのがココなのだそうで。
今見ても異世界感があるので当時も驚きであったろうなぁ…
開山してから約1200年ほどだそうな…
綺麗で静寂な雰囲気、ここは朝イチで来るのが正解な気がする。
だーれもいない賽の河原を歩いて侘しさを体験しましょう(*´ω`*)
戻りはさらなる上の地獄を通って入場口に戻ります。
砂浜の静と地獄のコントラストが素晴らしい。
さてと恐山から南下して奥入瀬方面にむかいます。
大間のマグロにも興味があったのですが
龍飛岬に行って北海道もひと目見れたし日程も余裕が必要なので恐山で引き揚げです。
下北半島観光終了。
つづく
https://chicken-drive.blog.ss-blog.jp/2017-01-29
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