■山口県萩市、明治維新胎動之地　その３：記憶留めニ Z750S日記：So-netブログ

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■山口県萩市、明治維新胎動之地　その３　[旅] [編集]

毛利家の菩提寺を見学した後は吉田松陰と高杉晋作のお墓へ向かう。

ココはもう山に差し掛かっていて、結構な上り坂があります。
だからなのか、松蔭神社には沢山いた観光客もここまではほとんど登ってきません。
ママチャリではちときつい。

杉家、玉木家、吉田家のお墓が集まっています。
松蔭はもともと杉家で吉田家に養子に出されて名前が吉田寅次郎（松陰）になりました。

高杉晋作のお墓。
墓碑銘は東行（とうぎょう）ってなってます、西行に対向して倒幕（江戸に行く）するために東行にしたとか。
なぜか師匠である吉田松陰よりも一段高い場所にあります（笑

松下村塾の秀才、吉田稔麿のお墓も師匠の横にひっそりとあります。
池田屋事件にてお亡くなりに。

少し離れた所には久坂玄瑞之墓。
禁門の変にて自刃。

さらには、玉木文之進のお墓。
吉田松陰の先生、ひっじょーに厳しい教育者だったらしいので吉田松陰のようなガッチンガッチンの性格の
人物が登場したんでしょう…司馬遼太郎いわく変革は普通の所からは生まれないと…
言ってなかったけそんな感じのこと？（笑

吉田松陰と弟子？の金子君。
萩の方向を向いて立てられています。
台座がちょっと高すぎるのでもうちょっと低くお願いします！

高杉晋作が頭を丸めて一時期一線から退いていたところです。
お墓のすぐ手前、さらにここからすぐ左側には吉田松陰の誕生地の杉家跡があります。
萩を一望できる結構見晴らしのいい所。

吉田松陰誕生の地。
昔はもっと茂っていて鬱蒼としてたらしいですが、かなり見晴らしがよろしおす。
杉家はもともと川の内側に住んでたらしいんですが、火事か何かでこっちに越してきたそうな。

ほんとに狭いです。
手前は納屋なので置くのＴ字の部分が住まい。
ここで幼少の頃に家族数人で…ってほんとに住めるのか？（笑

良く見る絵からは想像できませんが享年３０、若いですな。
しかも本人はあの絵を結構気に入っていたとか……

うーむ、妙にガスってるな……多分黄砂だなコレは…　後でちょっとのどが痛くなったし。
夜景もよさそうかな、と思ったけど萩ではそんなに明るくないな、多分。（昨晩の実体験より想像～）

■玉木文之進宅
吉田松陰の師匠、玉木文之進のお宅。
ふぅ…ココで尋常ならざる教育が施されていたのか……

母「寅やもうお死に！」
母親にそう言わしめるほどに厳しかった……そうな。

ちなみに玉木先生はあの乃木希典も教育したそうな。
こちらも相当厳しかったのだろうか……

■伊藤博文旧宅

日本の初代総理大臣、伊藤博文の旧宅。
結構身分が低かったみたいですが、それでもそこそこ広い気はする。
世渡り上手で長生きでしたが、残念ながら朝鮮でテロリストに襲われて暗殺されます。

すぐ横にある広場に伊藤博文の像が…
なんか小さいですねい、山形有朋と比べると雲泥の差が……

何でだ（笑　　(；・∀・)

ふいー。
一応萩の町でメイン観光は終わったので、ちょっと離れた場所にある道の駅に行く事になりますた。
萩往還まで約6ｋｍとありますが、完全な山道ですので……果たして

■道の駅「萩往還」

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距離にして６ｋｍ弱、大した距離ではないですが…　山に入ってからの坂が半端なし。
とてもレンタルのママチャリで行くところではないな（笑
歩道も微妙に途切れてるし。

でもまぁココ限定のお土産と銅像があるので来た価値はあるな！
多少の運動になるし。
ふぃ～(；´Д｀)

萩出身の維新志士たちが大勢銅像になっているので萩に来るときは是非お立ち寄りを（笑
はてさてこの３人はだれでしょう。

■「平安古鍵曲 (ひやこかいまがり)」

壁と夏みかん、中々に良い風景だ。
空の青い夏なんかに来たら爽快な感じに映えるだろうと…思ふ。

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１９時３０分のバスの時間が迫ってきたのでちょっとスピードを上げて
最後の観光地「平安古鍵曲 (ひやこかいまがり)」

ここも結構有名みたいだったので寄れて良かった。
途中、萩駅も見れたし（笑

しかし…　あんまり絵にならないな…
有名だけど、ここの写真をうまく撮るのは結構至難ではないだろうか（笑

しかし、ホントに萩はちょっちミニな感じ、地図で次はココだな…と当たりをつけて行動したところ
自分の縮尺感覚の７０％位の距離しかない（笑
色々と町も歴史も凝縮された所で楽しかったダスな…

コレにて一泊二日の萩観光は終了。
あとは萩バスセンターに戻るのみ、途中マクドに寄ってメガテリヤキをバスセンターにて待ちました。
約１０時間かけて夜行で大阪に帰ります。
バスはなぜか熟睡出来ないなぁPSPでラジオを聞きながら何とか時間を潰して耐え忍びました（笑

この後の連休は幕末続きで土佐高知に行ってきました。
それも、後ほどの日記に。