■山口県萩市、明治維新胎動之地　その２：記憶留めニ Z750S日記：So-netブログ

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■山口県萩市、明治維新胎動之地　その２　[旅] [編集]

朝起きて朝風呂にどっぷり入る。
昨日買っておいたアイスを食べて朝御飯の代わり、天気予報を見ながら
ぐんだり、完全なダメ人間。

しかしパナップが昔に比べて小さくなったと思うのは
自分が大きくなったからだろうか。

空を見ると雨は上がっていたが、曇り空はまだ続いてた。
天気予報によると昼前からは晴れてくるので午前中は屋内の施設を回ることになった。

ポッコリ出ている山は昨日の萩城のあった指月山。
元は１２０万石の大大名が押し込められるにはあまりにも狭い。
５，６万石の大名規模か…な？

バス停前で自転車を借りて、萩博物館に向かう。

途中に山形有朋の立派な銅像がある。
明倫館のすぐそば、昨日横通った時は全く気が付きませんでした。
３本の矢の銅像に目が行ってたからですねきっと。

■萩博物館
http://www.city.hagi.lg.jp/hagihaku/

入ってまず目に入ったのが、ダイオウイカの標本、約３ｍだとか。ダイオウイカはレア。
ここいらの近海で捕れたらしいですよ、ただでさえ海は怖いのにこんなのが襲ってきたら恐怖ですな……海怖い。

暗いし…

萩城の模型だとか、街並みだとか色々興味深いものは多かったですよ。
高杉晋作の銅像を見てあれこれ喋ってたら、館員のおっちゃんに話しかけられた、
ソコソコ長めに色々講釈してもらいましたよ、やっぱり地元人の話はおもしろい、１時間位話たような（笑

残念なことに長州ファイブの映画がちょっと間に合わず見れませんでした。
映画と言ってもコレではなく、この博物館の為のドキュメンタリーみたい、数時間に一回なので
それを見計らって来ないといけませんねい。

名物の夏みかんソフト￥３５０
パナップとかでもそうですが、柑橘系の酸味は好きなんです。
だから上のソースはもっとたっぷり……

周布政之助の屋敷。
６８石と家禄は低いが優秀だったために政務役まで務めた人。
どうも毛利藩は他も色々ゆるいと言うか自由度の高い藩ですねぇ。

高杉晋作に頼られたというか、色々尻拭いをさせられたお人、無名な方ですがこの人がいなかったら晋作も
色々自由にできなかったのかなぁ～？と色々想像できますね。

そうなると維新も違った形になる可能性もあり人間関係で微妙なバランスが成り立っているなぁと
歴史を楽しめるわけです。

■松下村塾
http://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100009

やっとこさ、萩のメインと言うか１番のおいしいとこにたどり着きました。
吉田松陰の私塾です。

ココももっと狭い小屋なイメージがあったんですが、こうし直接見てみるとそこそこ？広い……かな。

吉田松陰が一方的に教えてたのではなく、お互いに教えあうような
勉強方法だったそうな。

増築された部分と合わせたら２０人くらいは入れるのではないだろうか。
縁側とかないので結構変わった建物に見えます。

吉田松陰の謹慎部屋、３畳にございます。
彼は絶対的に自分の論に自信があって愚直な確信犯、知れば知るほどそんなイメージが…
正しいと思ったら、まわりの静止も振り切る困ったお人。

行動第一の性格なので色々とやらかします。
そんなたびに謹慎やら入獄やら……

■松蔭神社

そんな人も神社に祭られております。
この人がいなかったら明治維新も無かったと言われる位です。
でも松蔭がいなかったとしても、違う形で維新は成っていたと思いますけどねぃ。
そういうifを考えるのも結構すき（笑

■東光寺
http://www.city.hagi.lg.jp/portal/bunrui/detail.html?lif_id=10129

松蔭神社から数百ｍ登ったところにある東光寺、毛利家の菩提寺です。

物静かな山の中にあり、光と影のコントラストがなかなかに荘厳なイメージを出してますよ。

なんかかっこ良い。

歴代藩主のお墓。

ここまで整然とした美しい歴史上の人物のお墓ってそうそう無いですよね、多分。
日光なんかは贅と技術の粋を集めたって感じですね。

長くなったので、その３に続く。