■DAHON K3でしまなみ海道へ その4 [旅]
前回でしまなみ海道は終わり。
盛(さかり)港から本州に戻り三原市を目指します。
その途中に大久野島という島があります。
大量のウサギが生息していて有名になった島です。
以前に来たことがありますが面白い島だったのでもう一度寄っていきます。
近いもので休む間もなく、すぐに大久野島に到着。
船が遅れるだけあって船待ちの観光客が大勢だな。
歩いているとこっちを見て走り寄ってくるウサギ。
エサを買うのを忘れていたので…… すまぬ(*´Д`)
例の風邪のせいでここ数年で観光客が減り、ウサギの数が相当減ってしまったと聞いていたが…
確かに数は減っているように思う。
前は港に到着した途端に数十匹のウサギが大挙して押し寄せていた記憶がある。
人を見かけると向こうからワッサーと走ってくる光景は非常に面白かったな。
今の島はポツポツと探さないと見つけられない感じ?
暑いから山に逃れているのか?前に来たのは冬だったからなぁ。
瀬戸内海は軍港の呉もあり要塞化してるところも多い印象。
大久野島にも砲台跡が多数存在する。
前に来れなかった砲台跡に来れたわぁ…と思っていた…が。
前回に撮った写真を後で確認したら全く同じ所から数枚同じアングルの写真が出てきた。
来て…いたのか。
ウサギの習性かこの島にはボコボコと穴が開いている。
この島では危険も少ないだろうし…避暑のために穴を掘っているのかな。
掘ると土がひんやりしてそう。
このウサギは可愛い感じで掘った穴に寝そべっているが
そこそこ多くオッサンみたいなウサギが存在する。
穴のへりに肘をかけて横になって転がっているのもいるのだ… リラックスが過ぎて笑うしか無い。
島には軍用施設だった頃の遺構も多く残っている。
バイクと違ってK3は小さすぎて、わかりにくい(;´∀`)
一番雰囲気があるのが発電所跡。
このサイズ感や構造が昭和初期っぽいなぁ…と。
大戦中はここであの風船爆弾の補修なんかもしてたそうな…。
1時間ほどで本州へ渡る帰りのフェリーが来る。
あと少し見学していたいが、流石に疲れてきたので戻りましょう。
歩きで見学するなら数時間は必要かと思います。
山も資料館あるので本気で見て回るなら半日は行けます。
忠海港に到着してから電車で三原まで輪行。
の、予定だったけど駅に着いたら目の前で電車が行ってしまった。
時刻表を見ると次は一時間後であった…(´・ω・`)
元気ならば、自走して三原まで行ってやろうか、と思うのだが
疲れた…ので大人しく待つことにした。
近くに城跡があったので行ってみますよ。
賀儀城跡に登り、忠海の町を望む。
こういう時は自転車があるとホントに便利だな。
数キロ位ならフラフラと立ち寄れます、徒歩だと大変だ。
駅の待合所の様な所に漫画が大量においてあったので
久しぶりに横山光輝の三国志を読んだ。
三原駅に到着。
この駅は城跡、天守台とほぼ融合しているので
駅から直で天守台にアクセス出来ます。
昔来た時は外からしか見ていなかったので天守台に登ってみたかったのだ。
建物は変われど町割りや山の形はほとんど変わっていないので、脳内補完で妄想だ。
天守台から駅方向。
新幹線も走るヨ。
相当要衝にあった城ということですかな。
そろそろ暗くなってきた。
さぁ…目的の一つも叶ったので、宿に向かいますよ。
なんとも長い一日だったは。
しまなみ海道は終わったけどつづく。
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