■隠岐の島キャンプツーリング目次




アイス休憩を終えたのち、また観光に出立。
近くには後醍醐天皇が腰掛けた岩があります。

後鳥羽天皇の約100年後に後醍醐天皇がこの島にやってきます。
一度、鎌倉幕府を討伐しようとして失敗、隠岐に流刑。
だがそんなものでは諦めずに隠岐を脱出して大山の城に立てこもります。
そこから足利尊氏を味方に引き入れ、ついには鎌倉幕府を討つことに成功…。
なんともアグレッシブな天皇…

2千数百年以上、どんな強大な権力者が出てきても天皇家は滅ぼされずに存続してきました。
その権力者の地位を指名するということで長い戦乱の世界を生き延びてきたのですねぇ…
本当に変わった制度というか関係性。

六波羅探題、楠木正成、赤坂城…
このあたりは昔の教科書に出てきた覚えがあるなぁ。
そんな文字だけでは何も実感できない、現地に来て多少なりとも距離感、スケール感などを体感して
興味とモチベを維持するのがワタクシの趣味です。

日本中どこにでも山城、遺跡、神社仏閣があるので歴史を絡めて行くと本当に楽しくなってくる。
ここにご当地グルメなんかを追加するともう本当に時間が足りない、更にバイクで田舎なんかに
行くと人もほとんどいないし最高だ(ヽ´ω`)



近くの湾の住宅街の中にポツリと存在しています。
後醍醐天皇が隠岐を脱出する時に船を待っていたと、その時に腰掛けていたのだそうだ。
こういう辺鄙なところにあるものは結構信憑性があると信じております。