■2020 中国地方横断ツーリング




毛利の吉田郡山城から時間を優先して高速で津和野までやってきました。
駅前でマンホールカードをゲット、時間は16時過ぎになっていた。
数年前の東北旅ではほとんど下道だったが休みが短いと難しいな。

津和野駅前にSLが設置されていた。
しかも運転席に入れるみたいだがガキンチョたちに大人気であった。
おっと…ワタクシはこんな事をしてる場合ではないのだ。

津和野城に向かわねば。




急いでいたので津和野の街をチラリとしか見れなかったが、
なんか雰囲気の良さそうな古い町並みが残っていたし、観光客も大勢居た気がする。
またこのあたりを見て回りたいが…中途半端に遠い。





津和野城にはリフトがあり、これで城の近くまで登れるのだ。
終了時間ちょい前に到着…間に合ったぜ、と思って近づいていくと。

ちょうど今日は終了時間だと言われた(;´Д`)

まぢか…

ええ…まだ時間になってへんやん。
いろいろ話を聞いてみると下山は徒歩でも降りれるという。
いやいや、全然だいじょうぶデス、歩いておりますよ。
逆を言うと登りも行けるのだがせめて上まで運んでくれい。

数時間前に巨大な山城を登ってきたばかりなのだ。
なんだかんだで徒歩で下りるむねを伝えるとなんとか最後にリフトに乗ることができた。




Googleマップで見ると山の反対側に山の上まで続く道路が作られている。
リフトもそこそこ老朽化しているのでその代替だろうか。
1971年にこのリフトは作られたらしい、なかなかに長く使われている。




五分ほどで上まで来たがなかなか眺めが良い。
山に雲の影がかかると立体感が増して美しい。




ここから城まで更に20分ほど歩くという。
豪雨災害のせいか通路などが修復されていた。




石垣郡が見えてきた。
最後に独り占めだこれは、こういうシチュエーションは最高ですな。
まぁリフトが終わっても徒歩で上がっては来れるが…
そういう物好きは少数であろう。




程々に整備されていて歩くに苦労はまったくない。
こういう山城はすごい好みです。




広いし高さもあって楽しい。




日が暮れ始めてこの城の山の影が伸びてくる。
その影の影響の少ない所に畑などが多く残っている、あの辺りが一番日当たりが良いところなのだろうなぁ。
山の谷間というのはやはり日照時間も少ないし平坦地も少ないから段々畑など手間が必要か…




本丸跡の階段、白人のオネイサンがベンチでたそがれていた…
ワタクシのような怪しい風体をした人間が来たからかしばらくするとゆっくりと帰って行かれた。
(*´Д`)ゆっくりしている所をスマン…

ただ普通に帰っただけかもしれないが。




ここのあたりがこの城で一番有名な絵になるかな。
夜は星もきれいなかもしれない。




もし次に来ることがあったら夜に徒歩で見に来よう。
道路ができたら時間外は入れなくなってしまうかもしれないが。




さて…目に焼き付けたし、楽しい時間もそろそろ終わりで
徒歩で下山しました、そうは言っても道が相当整備されていたので非常に楽だった。




リフト付近に降りてこれます。
あの鳥居が目印、すぐに目に入ります。

太皷谷稲成神社たいこだにいなりじんじゃ
江戸時代、お城の鬼門の方角に藩主が1773年に祀り始めたそうです。




見て回りたかったが、暗くなってきたし、流石に足が…疲れた。

ここで今日のお宿を検索しましょうか。

と…検索した所…

楽天トラベルとヤフーでは山口県には1軒の宿も残っていなかった。
さすが4連休…とGOTOのせいか、安いビジホも全く出ない。
しばらく調べていると1軒…出たがリロードしたらそれも消えた・ω・

油断していた……
数日前に検索した時は結構あったのだがなぁ…

まぁしょうがない。
今日は山口市の快活クラブへ行くでぇ。




暗ーい山道を延々と走りたどり着いた山口市の快活クラブ。
山道から人里に来るとホッと安心する。
この季節、昼は快適だが夜の山道は結構寒くなっている。
メッシュグローブしか持ってこなかったからギリギリだった。

しかし、この快活クラブ…
静かにゆっくりしようと思って鍵付きの個室にしたのだが
真横にカラオケボックスが並んでおり超うるさい、重低音でうるさい。
鍵のない方は1階の静かな所にあったのでそっちにすればよかった…勉強した。
でも最近はシャワーも無料になったので体外は快適である。






結構距離を走ったと思ったけど、250kmくらいかな。
いつも通り観光を数カ所入れるとこんなものかねぇ。
よくよく見返してみると城しか行ってない気がする、気のせいだろうが。

明日はやっと行きたかった山口県の代表的な観光地へ行きますよす。
新門司港19:30発の大洋名門フェリーに間に合うように行けば良い。

まぁここまでくれば余裕であろう。



つづく