■2015北海道ツーリングログ 目次リンク

2015 0712 
12日目
その1【開陽丸から神威岬】



本日はそこそこ距離を走る予定なので4時位に起床し撤収、出発。
とりあえずは松前~神威岬まで走ります、昼前くらいには到着するだろうか。



律儀に日本海側を縫うように走ってみた。
約310kmだけど、ぼぅっと走ってたら時間の感覚がよくわからなくなってきた。




このルートの見どころは開陽丸のリアルサイズ模型が置いてあるところですか。

戊辰戦争時に大坂から徳川慶喜が江戸に引き上げる時に乗ってた船です。
その後は榎本武揚が北海道に向かうために乗った船でもあります。
そして江差(えさし)に上陸した時に荒天で海が荒れ無念にも海中に沈んでしまいました。

旧幕府軍の希望の星が目の前であっさりと沈んでしまったという…
幸いにもこの事故では1人も死者は出なかったし備品も大方運び出せたそうな。
土方歳三が悔しがって拳を叩きつけた松があるとかないとか。




五稜郭タワーの上にあった模型の1つ。




引き上げた品がそこかしこに展示してあります。
開陽丸記念館は朝早すぎて開いてませんでした…|ω・`)

開陽丸は帆船と蒸気船のハイブリッドな技術が搭載されているそうな。
上のはスクリューシャフト、帆で走る時は水の抵抗を減らすために水の上に出すことが出来たそうです。




引き揚げられた船体の一部。
なぜか露天展示。
本物さわさわ…




搭載されていた砲。
何も書かれていませんでしたが…おそらく……本物?
これで開陽丸見学休憩も終わり。

旧幕府の体制が滅びるのは悲しい話ですが、日本国内に勢力が2つ有るのは
あまりよろしくは無かったのかも…諸外国は蝦夷の共和国を認めたそうですが
そりゃぁ今後どうなるかわからない国に火種の1つでも残しておきたいと思ったのですかなぁ。







ロウソク岩…だったか表面のカクカクしたぽっこり岩。
ご神体になっているのか祀られています。




寿都(すっつ)に到着。

そして…弁慶。
なぜ弁慶かというと、義経は平泉で討たれずに北へ北へ逃れたという伝説があるからどす。
モンゴルまで行ってチンギス・ハーンになったという説まで(笑
真田幸村にもそういう生き残って脱出した説があります、庶民人気なのか?

上の写真はこの海岸で何かを待ってるの図だったかな。