YouTubeで古代遺跡と検索したことがあるでしょうか?
私はあります(笑

その検索でヒットし、興味深かったのが奈良県の橿原市にある巨石です。
畝傍山には初代天皇の神武天皇陵があり石舞台やら亀石やら不思議な古代遺跡が
数多く現存する地域です、古代の日本人の足跡を体感することができます。

呪術的な目的で作られたのか何の目的で作られたのか、現代の日本人の感覚では理解し難い…
解明されていないものも多く、不思議な感覚にさせてくれる土地であります。




有名なのかそうでないのかわかりませんが、自分は今まで知らなかった
益田岩船(ますだのいわふね)を見学しに来ました。

畝傍山から少し南、住宅街のすぐそばにそれはありました。






入り口には説明看板と「うさぎ」
遠目に見た時本物のうさぎか!?と一瞬混乱いたしましたよ(笑
何故か日本古代の物語にはうさぎが似合うような…




岩船までは少し歩く事になるのでトレッキングシューズも持ってきました。
やはり結構かさばるものだ…が、歩きやすい。






しばらく進むとロープが貼ってある。
……何、結界?




なんてことはない、結構な急坂があるのでこのロープを掴んで登ると良いということか。
投入堂までの道のりを思い出す。




茂みが竹やぶに変わると、何やら大きな物体が出てきた。




たどり着いた巨石。
おおぉ、こんな山の中にポツリとあると本当に不思議な感覚になるねい。
こちら側は若干低くなっており岩を仰ぎ見る形になり、なかなか迫力ありマス。




周囲をぐるり歩けます。
格子状に入っているミゾは表面を滑らかにする途中工程らしいです。
作りかけで放置されたのかこのオブジェクト。




反対側はなめらか。
誰かが登るために置いたであろう竹一本。
あぁ…登りたい、禁止と書かれていたので登りませんでした。




ちょっと坂を登って上方から眺めると、古代人によって加工された正方形の穴と溝が確認できます。
なんとも綺麗に繰り抜いたものだな……
これの使用用途は謎のままらしいです、天文台の足場に使っただとか…想像の域を出ません。
この不思議構造が見たいからこそここまでやってきたのであります。




古代日本の謎…
未だ邪馬台国がどこにあったのかわからない。
数多くある前方後円墳は今でも天皇家と関係が続いているということで宮内庁から発掘の許可が
出ないそうな、仁徳天皇陵などですら確定ではないと聞いたけど…
なかなか色んな問題があるんだそうで。




奈良も数多くの歴史があるので色々見て回りたいもの…近いし。